以前、出来ていた事が 難しくなる理由
勉強や運動、食事管理など、何かを続けようと思っても、日によって取り組みやすさが違うことがあります。
時間に余裕がある日はできるのに、仕事が忙しい日はなかなか始められない。同じことをするはずなのに、なぜ難しさが変わるのでしょうか。
その理由を考えるうえで大切なのが、行動そのものだけでなく、行動を取り巻く状況にも目を向けることです。
同じ行動でも、取り組みやすさは変わる
例えば、毎日30分勉強すると決めたとします。
仕事や用事が早く終わり、時間にも気持ちにも余裕がある日は、予定どおりに勉強を始めやすいかもしれません。
一方、仕事が立て込んで帰宅したときには疲れ切っている日。同じ30分の勉強でも、取りかかるまでのハードルは高くなることがあります。
勉強する内容も時間も同じです。しかし、それを実行するための条件は異なります。
疲労やストレス、時間的な余裕、ほかに抱えている課題などは、行動の取り組みやすさに影響する要因です。
なぜ、状況の変化を考慮しにくいのか
階段を上るとき、重い荷物を持っていれば、いつもより大変になることは想像しやすいでしょう。負担が目に見えるからです。
ところが、日常生活の行動に影響する負担は、目に見えるとは限りません。
仕事で考えることが多い、時間に追われている、疲れがたまっている。こうした要因が重なっていても、それぞれがどの程度行動に影響しているのかを把握するのは簡単ではありません。
そのため、何かを続けようとするとき、私たちは「何をするか」を決めても、実際に取り組む日の状況までは十分に考慮できていないことがあります。
行動の計画と、実際の状況とのズレ
例えば、「毎日30分勉強する」という計画は、行動の内容と時間を決めています。
しかし、余裕のある日と、仕事や用事で手いっぱいの日とでは、同じ計画を実行する難しさが異なります。
状況によって行動の難易度は変わるのに、その変化が取り組み方に反映されていない。こうしたズレが生じることがあります。
もちろん、毎回やり方を変えればよいという単純な話ではありません。ただ、行動を続けることを考えるなら、何をするかだけでなく、どのような状況で取り組むのかという視点も大切です。
ダイエットでも同じことが起きる
ダイエットでも、食事管理や運動を続けようと思っていても、仕事や家庭の状況は日によって変わります。
時間に余裕がある日もあれば、ほかのことに手いっぱいの日もあります。同じ食事管理や運動でも、取り組むための負担は一定ではありません。
そのため、いつも同じ条件で取り組めることだけを前提にしていると、状況が変わったときに対応しにくくなる場合があります。
ダイエットの進め方を考える際には、食事や運動の方法だけでなく、生活の中でどのように取り組めるかという視点も重要です。
生活に合ったダイエットの進め方については、パーソナルトレーニングでのサポート内容も参考にしてください。
まとめ
同じ行動でも、状況によって取り組む難しさは変わります。
何かを続けようとするとき、私たちは何をするか、どうやるかに目を向けがちです。しかし、行動する日の状況も、ずっと同じではありません。
行動の計画を考えるときには、その行動をするための条件も含めて考える。そんな視点が、勉強や仕事、そしてダイエットを続けることを考えるうえでも役立つかもしれません。
