やる気がないのではなく「種類」が違う?|ダイエットや習慣が続かない理由
やる気がないのではなく「やる気の種類」が違う?
「最初はやる気があったのに、いつの間にかやりたくなくなった」
筋トレ、勉強、読書、仕事、そしてダイエットでも、こうした経験は珍しくありません。
このとき、「やる気がなくなったから続かなくなった」と考えることが多いかもしれません。
しかし、やる気を「ある・ない」だけで考えると、少し説明しにくいことがあります。
なぜなら、同じように行動していても、その人を動かしている理由は同じとは限らないからです。
今回の動画では、「やる気の種類」という視点から、なぜ最初はできていたことが、だんだん「やりたくない」に変わっていくのかを考えています。
やる気は「ある・ない」だけではない
例えば、勉強をするという同じ行動でも、そこに至る理由はさまざまです。
- やらないと怒られるから
- やらないと自分はダメだと思うから
- 自分にとって大切なことだから
- 勉強すること自体が楽しいから
どの場合も、実際には「勉強する」という行動につながっています。
ただし、自分を動かしている理由は同じではありません。
ここを「やる気がある人」「やる気がない人」という二つだけに分けてしまうと、行動の違いや、続けやすさの違いが見えにくくなります。
「やらなきゃ」が続くと苦しくなることがある
外側から行動を促される場合
「やらないと怒られる」「約束したからやらなければならない」「やらないと評価が下がる」など、自分の外側にあるものが行動する理由になることがあります。
こうした理由でも、人は十分に行動できます。
むしろ、期限やルールが明確になることで、一時的に強く行動できることもあります。
自分を責めることで行動する場合
「こんな自分ではダメだ」「ちゃんとやらなければ」といった気持ちが、自分を動かすこともあります。
これも行動につながる理由の一つです。
そのため、「自分を追い込めば行動できる」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、最初は「よし、やろう」だったものが、いつの間にか「やらなきゃ」になり、「やらなきゃ」が続くことで、さらに「もうやりたくない」に変わっていくことがあります。
行動できていることと、その行動を続けやすい状態であることは、必ずしも同じではありません。
「自分にとって大切だから」という理由
一方で、「健康を大切にしたい」「これからも動ける身体でいたい」「将来困らないように勉強したい」など、自分にとって大切なことを理由に行動する場合もあります。
もちろん、この場合でも運動が嫌な日や、勉強したくない日はあります。
それでも、「これは自分にとって大事なことだから」と思えると、行動する理由を自分の中に持ちやすくなります。
必ずしも楽しいことだけを選ぶという意味ではありません。
「楽しくないけれど、自分にとって意味がある」と考えられることも、行動を支える一つの要素になります。
ダイエットでも「何が自分を動かしているか」は重要
ダイエットでも、同じことが起こります。
例えば、
- 昨日食べ過ぎたから、今日は減らさなければならない
- 太った自分を見られたくないから運動しなければならない
- 健康のために食事を整えたい
- これからも動ける身体でいたい
- 自分の生活を大切にしたい
どれも食事や運動につながる理由です。
そのため、「この理由なら絶対にダメ」という話ではありません。
ただ、自分を責めることや罪悪感がないと行動できない状態が続くと、食事管理や運動そのものが苦しいものになっていく可能性があります。
ダイエットでは、方法だけでなく、自分がどのような理由でその行動をしているのかを考えてみることも大切です。
自分に合ったダイエットの考え方については、岡山でのパーソナルトレーニングについても参考にしてみてください。
「やる気がない」と感じたときに考えたいこと
最近やる気が出ないと感じたとき、すぐに「自分は意志が弱い」「やる気がなくなった」と考える必要はないかもしれません。
そんなときは、少し視点を変えて、次のように考えてみます。
- 私は今、何を理由に行動しようとしているのか
- 「やらなきゃ」という気持ちだけで動いていないか
- 自分にとって、その行動はどんな意味があるのか
- 楽しさ以外に、続ける理由を持てているか
「やる気があるか、ないか」ではなく、「何が自分を動かしているのか」を見ることで、自分の行動を少し違った角度から理解できるかもしれません。
まとめ
やる気は、単純に「ある・ない」の二つだけで考えられるものではありません。
怒られるから、自分を責めてしまうから、自分にとって大切だから、楽しいから。
同じ「行動する」という結果でも、その背景にある理由はさまざまです。
最初は「やろう」と思っていたことが、いつの間にか「やらなきゃ」になり、さらに「やりたくない」に変わっているとしたら、単純にやる気がなくなったと考えるだけでは見えない部分があるかもしれません。
もし最近「やる気が出ない」と感じているなら、「自分のやる気が弱くなった」と考える前に、「今、私は何を理由に動こうとしているんだろう」と一度考えてみるのもよさそうです。
